雑記

140字じゃ書ききれないこと。 (@tkkr_g)

衛宮士郎という主人公について

 久しぶりに主人公が格好いいと思うアニメである『Fate/stay nightUBW]』。
 それはエロゲという主人公にプレイヤーを投影させる(=「無個性」が好まれるというお約束)形式を取りながらも、「自分のための強い望み」を持たないという悩みを回収し 、「多数のためなら少数の犠牲をいとわない」という合理的理論を用いることで(反)英雄になるという未来に立ち向かう姿とが交錯して、結果主人公を身近なものに感じながら「正義の味方(英雄)」化しているのではないか。

 「ただ正しい」ことと「正義」は違う。それに加え、彼は「正義」になるのではなく「正義の味方」になるというのがグッときました。