雑記

140字じゃ書ききれないこと。 (@tkkr_g)

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 5th STAGE

シネライを見てきました。
過去のDVD自体はみたことあるんですが、映画館とか大人数大きい映像良い音響で見るのは初めてで、とても幸せな気持ちになりました……。

検索から来た人のために書いておくと、私はレン担谷山紀章鈴木達央好きです。考察なんかも入っています。

 

  

1)The dice are cast
出ダイキャスはレボリューションズ放送当時を思い出します。リアタイで見てて、ここで新曲のCM!?と思ったら特殊OPだったというオチでした。
画像では見てたけど、やっぱり達央が腕吊って動いてるのが本当に心配で(もちろんもう治ってはいるんだけど)、ここまで頑張ってくれてほんとうにありがとうという気持ちになりました。そういうとこ本当に演技でなく黒崎蘭丸だよねえ……。
スタイリッシュ阿波踊りことサビの振付は簡略化されてて、どっちにしろダサかったです(笑)。こういうとこが良い。

2)マジLOVEレボリューションズ
下野紘ほんとに動くと可愛いな!??!??!?
ダンスの再現度なんかは低めですが、盛り上がりはすごい。「〇〇!レボリューションズ!」のとこはこっちの方がよかった。
「マジLOVEレボリュージョーンズ!」の手がめっちゃ気になる。

3)月明かりのDEAREST
この曲の途中で、左右に画面が分割されているのに、たまたま2人が同じ角度同じタイミングで手を動かすシーンがあって、それがシンメトリーに映るっていう神映像がありました(伝われ)。2人のタイミングだけでなく、カメラに対しての角度が合ってるのがすごい、2人もカメラもすごい。このシーンは鳥肌が立ちました。噂通りの神編集。藍が計算でそう仕向けたのかな?と思うような。

4)RISE AGAIN
「嵐の風でも稲妻でももう倒れない」ので、骨折くらいなら達央は大丈夫です。
あざとく2人で1つのマイクを使って歌っているのがなんかもうね、声優としての2人の関係では兄弟みたいだし、キャラクターとしては普段は蘭丸が嶺二をバカにしてるんだけど音楽に対しては認め合って背中を預けられる感じだしで二重でありがとうございました。

5)Innocent Wind
蒼井翔太って、大画面で見てもこんなに美しいんだね……。
なんか手先で踊っているような感じで、すごく女の子っぽいと思いながら微笑んでいました。普通に見ると素人くさくしか見えないんだけど、彼だと可愛いで終わる、というか宮野みたいなキレキレで踊られてもこっちが困るからよし。
最後の消え方も美しかったです。アニメとシンクロして、翼が生えて見えました。

6)ONLY ONE
気合入れすぎて骨折っちゃうとこも、力んで歌っちゃうとこも、動きに力が入りすぎちゃうとこも、若い~~~でもこいつは将来有望だきっといい男になるぞ~~~と(33歳相手に)思いながら見てました。40が見えてきた頃にはですかね。
骸骨マイクに、丈の長い動く衣装に、客ひとりひとりを見てるような鋭い眼光だとか、「縋る神はあいにくSOLD OUT」のダンサーの間を歩いてくるところとか、わかりやくすくイチイチ格好いい!!ズルい!
なにせよく手を挙げる振付が多いので、脇がよく見えてその度にそこから目が離せなくなりました。今まで首フェチだと思っていたのですが私は脇の前側の筋フェチでした。ちなみにきーやんも袖のない衣装なので同じ現象が起きます。ありがとう衣装さん。二の腕も最高です。ありがとう。

7)NEVER…
この曲はつくづくズルいのですが(アニメでも1人だけメディアの公開とかでなく春歌とデートだし)、最後会場スクリーンの観覧車背景にリアルタイムの森久保さんが映って、あ~~~まさにアニメのあのシーンだ!!!寿嶺二許さない……!!!ってなりました。森久保さんは元々のノリが嶺二に近いので、すんなり入ってきて安心。
他の時は見た限り、ライブの映像にキンプリのプリズムのきらめき的な枠が重なっているだけだったんですが、なんかこの時だけ完全に分断された虚構世界的なものを見ました。

8)Saintly Territory
レポで見てた限り、上から降りてくるのは知っていたんですが、ワイヤーで飛んでくるもんだと思っていたら、リフトみたいな、思ったよりしっかりしたもので降りてきて笑いました(笑)。
ステッキは振り回しちゃいけません!とか思いながら見ていたのですが、振り回してない部分がまさにカミュで、声帯でしかないということを忘れました。いや、もうカミュでいいよ……!
「人と人が分かり合うために言葉だけじゃつまらない」のあたりで、前野がやたらと正面から見て真ん中に空間を作る動きをしていたのですが、以前私の先生とダンディ坂野の話をしていたことを思いだして、「あっ、これ相手の『人』のために空間を作っている?この空間は『孤高の領域』を『お前に見せる』ための特等席!??!?!!?」とか思いながら見ていましたがきっと違う。

9)ポワゾンKISS
カルナイは振付も「4人でやっている」ことが意識されていて、バランスよくアーティストとして洗練されていると思いました。正攻法でいったら、スタリでは越えられない壁なんですよね、7人でやっぱバランス大変だし、ハーモニーでもやれること限られてくるし。さすが先輩とならざるをえない。でも、それに対抗するのがハッピーパルスであったり、レボリューションであったり、奇跡である。

10)エボリューション・イヴ
間奏でソロダンスパートが追加されていて、先輩の本気を見ました……。カルナイは声優さんの年齢低いせいか、アツいし、ダンスまで手を出す柔軟性があって尊敬する。かといってスタリに踊って欲しい訳では決してないんだけれど。
しかし頑張ってるのはわかるんだが蘭丸ってそんなに踊るタイプか?と思ってしまうんだよなあ。もっとオルコデでやるようなライブ感を出した方が似合いそう。ほんとに無理しすぎない範囲でやってねみんなありがとう……。

11)ポラリス
きーやんの顔は高所恐怖症だからです。ピチピチスーツが逆にエロい。
前に誰かがTwitterで言っていた、「シアシャイの演出は全部CDのストーリーを考慮されている」っていうのがほんとうだと実感しました。ポラリスは同じ方向を向いているけれど、同じ場所には立たない。

12)Pirates of the Frontier
これは完全にミュージカルだ!!!!それぞれバラバラに生きていて、途中で2対1になって、戦って、最後は一緒に踊るっていう、CDのストーリーを最初から完全に追っている感じでした。
殺陣もね、そりゃ銃の扱いには笑ったけど、てらしーがちゃんとバトル声を出していたりとか、達央が銃構えるのクソほど格好いいとか、前野のラスボス感で普通に見入りました。

13)BLOODY SHADOWS
Twitterにも書いた内容ですが。マサフェリーの歌い方がドラマCD時の作品の「主題歌として、人間から吸血鬼になる決心を表してる」力の入った感じではなくて、ドラマCD以後の「吸血鬼になって(CDが発売されて)しばらくしてからの、吸血鬼になりきってしまった(アイレスに近い)」歌い方ですごく冷たくて。そこで諏訪部さんもクールに歌ってるのと蒼井翔太の人外の美しさを目の当たりにして、ウォーレンについてレンが語った言葉を思い出して、すごく切ない気持ちになりました。「ブラシャ以後」を見せつけられた……。
ブラシャについては以前も書いたように、

tkkrgr.hateblo.jp

ウォーレンを通した思い入れがかなりあるので、演出の素晴らしさと内容の切なさにかなり見ているのが辛かったです。
最初の方、それぞれを視界にいれられない位置で、孤独に別々の場所を見る三人。並んだ最後のサビも、一緒にこれから吸血鬼として歩いていくという意味では孤独ではなくなったけれど、それでも蒼井翔太の人を喰らいそうな目と、鈴村さんの1人から回っているような踊りがそれぞれが吸血鬼であるエゴを体現していて、それを諏訪部さんが諦めきったように、もはや2人を気にも留めないようにしていて、誰も誰もを見ていないんだよねえ……。
基本的にハッピーなコンテンツに触れることの方が最近は多いので、こういうのどうしていいかわからないのだけれど、これは良いです。ドラマCD、プリツイ、ライブの3層ですごく感動しました。たのむウォーレン幸せになってくれ……。

14)エヴリィBuddy!
これは格好いいよ……。運転森久保と髪上げた下野紘
傷心の後だったので、すごく癒されました。ダンサーの警備員さんもいい味出してたり。
ピースくんは出てこなかったかさすがに。

15)シャイン
ま、マモだ~~~~~~!
あざと可愛いところがマモでしかありませんでした。トキヤやってる時とちゃんと違うのがすごい。
寺島さんなんかは素で音也っぽくて、マモは素は違うんだけど舞台上でちゃんとトキヤで、ここまでシンメなんですねこの2人は……。

16)The New World
これほんとに言葉に表しきれないの最たるものなんですけど、ヴィオラ奏者の方が思った以上に情熱的かつ冷ややかな感じでこの曲を弾いてくださって、イメージぴったりで。きーやんと並ぶと、那月と砂月が並んでいるというより、那月と砂月が入り混じった人格のままで、それが分裂して2人いるみたいな、那月の影で砂月が弾いてるのではなく、砂月が那月の一部として救われて弾いているという様子をここでようやく見られた気がして、新世界ありがとうという感じでした。
加えて私は2つの別のメロディがぶつかりあっている曲が好きなので、生演奏でヴィオラと歌が交錯しているのを聞けて、初めてこの曲を聞いたときに見たかった聞きたかったものをやっていただけて嬉しかったです。成仏しそうでしたが、まだこの曲の登場経緯のストーリーをやっていない!MUSICでプレイしていない!ということでまだ見守っていきます(笑)。

17)木漏れ日ダイヤモンド
お前がダイアモンドだよ寺島さん……!
アコギ持って素朴にステージを移動する寺島さんが尊かったです。
担当楽器を自分で弾く演出は初めてだよね……!ありがとう寺島さん。

18)EMOTIONAL LIFE
ダンシングきーやん。あんまり「2人で」感がなかったけど、ハイタッチしたね!!?!???!?!?
那月も体で演じることは不可能というか考えてやった時点で負けなキャラクターで、きーやんも我があるアーティストでもある人で舞台もやってないし考えて演じるタイプなので、きーやんは正直あまり那月に見えることは少ないんですが、たまにきーやんがやる謎の動きとか立ち位置素で間違えちゃうとことか、そういう天邪鬼で自由なところだけは本当に一緒だと思いました。内容は違えども型は同じというか。

19)Mellow ×2 Chu
「あげちゃう」と「もっとしようよ」の破壊力がすごかったです。
レンくんほんとにこれ客にも「めろめろちゅ」って言わせたくて歌詞書いたんじゃないかなあ。
諏訪部さんのサービス精神がありすぎてレン担の私は無事死亡しました。
「1・2・3~」のとこのダンスが、超格好良かったんですが、なんて説明していいかわからないです。今まであまり人を従えるのではなく、一人で立って十分華があるタイプな感じだったので、あそこの振付でダンサーを支配しているのが新鮮だったというか、そういったものに憧れていたレン様もいたので、よかったねえ……!と思いました。

20)すべてを歌にっ!
全部が可愛い。紘くんは動きも表情も可愛いので、DVD栄えするねえ……!
タオル回しながらのステップとか、ポーズとかもイチイチ「わかってるなあ」っていう可愛さで、翔ちゃんも「可愛いって言われるのは嬉しくないけど、自分のウリだからそういう曲を歌う」って言っていたのと完全に重なりました。でもあれだけ回転する精神は男気だよ……テディベアみたいで可愛かったけど!!!!

21)GREEN AMBITION
すっげー神々しくて、鳥海さんが魔法でライトを操ってるみたいな演出だったね完全に。アグナパワー。あと振る舞いがゆったりしていて優雅です。
はにかみが可愛いのですが、43歳の方に可愛いという機会はなかなかないですよ本当に。

22)Code:T.V.U
くるぞ……くるぞ……ざわ……曲。
画面の割り方や、台座の回り方が上手いのが印象に残っています。それぞれ別の段で回っているのの、動き出しとか3人が一列になるタイミングが良くて、こんなこともできるんだなあと。
最後はちゃんと集まってアニメのあれやってくれた(笑)。

23)SECRET LOVER
いや~~~~これはズルい!椅子とステッキの二段構え!!
足が長いので椅子が栄えます。これでピンヒールだったら完璧だったと個人的には思っています。
なんかやっぱ1人だけこのクオリティすごいし、トキヤの完璧主義な設定も相まって安定のトキヤです。

24)静炎ブレイブハート
真斗が「盛り上がってくれ」って言った!!!!!
真斗もレンも「自分の想いを届けたい」気持ちが強い子なので、レンはめろちゅで真斗はこの曲で愛される、応援されることを求める歌を歌うようになったのか~~~~と思いました。真斗に「コール&レスポンス」っていう言葉を言ってみてほしい。
真斗はうたプリ世界一番の美人だと思っているのですが、鈴村さんはすごく汚れてない綺麗なお顔で最後までキラキラして歌い上げてくださって天使でした……。結婚してくれ……。

25)ORIGINAL RESONANCE
歌いやすいように間ができたせいで、「ORIGINAL RESONANCE(キメ顔)」がネタみたいに見えてしまったのですが、それ以外は安定して格好よく仲良くやってるのが寒色でした。これ見るとほんとはやく那月レンユニットきてほしいと思う。
ピアノの方が渋くて格好いいおじさんでした。

26)マジLOVE2000%
この曲ちょっとだけパート分けが那レン。正確には那レン音なんだけど。そう考えるとこの2曲は寒色祭だね。
きーやんが後ろの方から走ってくるシーンや、「ワクワクするぜ~」の紘くんが猛~烈に可愛かった。

27)サンキュ
間奏後のきーやんのアレンジハモリがすごく綺麗で、というか全体的にいい曲すぎて感動でした。
「年月を重ねるたび」「自分のどれだけが君でできているかを」という言葉が、うたプリ好きになってもう6年目だし、どんどんうたプリのことが好きになっている自分には重かったです。物語の中で成長を描くというより、物語(毎日)の積み重ねで気付いたら成長してるというか、流れてる時間が一緒なんだよねもはや。うたプリは人生(次回作はDolce Vitaだし)。まあそもそもコンテンツがちゃんと6年続くということだけでもありがたい話。
こちらこそサンキュ……!

28)GOLDEN☆STAR
ひとりひとりと、ユニットと、全体と、多層的な良さが凝縮されててフィナーレ感すごかったです(実際フィナーレなんだけど)。
風船はこの曲か?とにかくいいカット、それぞれのカメラアピールに頭が追いつけない!
そして紘くんの「ちっぽけかもしれない」のシーンは、DVD販促動画の編集にも相まって感動しました。
Twitterにも書いたけど、この曲のレンのパートだけ低音になるのを活かした歌詞なのが上松さん憎い。「見上げれば」は自分が下がる謙譲の心だし、二番は翔の「飛び立って」の前の踏み込みとして機能しているし。

【アンコ】 マジLOVE1000%
完全にもうこの曲は11人の曲になったな(笑)。
アレンジ、ハモリ、トロッコからの飛び降りきー紘、同室で肩を組む、同室意外とも肩を組む、達央と宮野は抱き合う、みんなの笑顔……最後退場するところまで、キラキラが降り注いできて、プリンス達はいた……と思う瞬間がほんとうにありました。
てらしーとかが着てた上着ってどっかで売ってたのだろうか……めっちゃほしい。

 

プリライとは不思議な空間で、キャラクターと声優さんの揺らぎが見ていて面白いというか、それを「キャラクターもしくは声優さんのギャップ」とも言えるし、ここはキャラクターでここは声優さんで2重に楽しめるとも言えるしで、私はキャラクターも声優さんも好きなので今自分が何を、誰を見ているのか混乱していました。完全に重なって見える人、たまにどちらかが顔を出す人もいるし。
そこにシアシャイの「キャラクターが演じた役」も加わって、特に思い入れの強いブラシャだったりプリツイで泣いていた音也演じるイッキ船長だったり、いくつもの想いの層が交錯していて厚みがすごかったです。
そうそう、「厚い」んだよね。元々曲や歌詞自体もしっかりしているだけでなく、振付、演出、映像も重なって。

ありがとううたプリ。次は会場に行けるといいなあ……!チケットよ当たれ