音小屋最終日――イヤホンで一人で聞くと違いがわかる曲集
自分でフェスやストリーミングサービスのプレイリストを作るとしたら？というお題。
自分でフェスやプレイリストを作ると考える時、私は「フェス」や「ストリーミングサービスのプレイリスト」というメディアを活かせるものにする必要があると考えた。するとフェスというメディアを活かすための実践はある程度行われていることに気付く。それは、コラボレーションなどの特別なステージを用意することや、皆で楽しめたり踊れる・ノれる曲をやることなどである。
しかし、プレイリストにおいては人に聞かせる目的のものは「紹介」的なものが多く、プレイリストというメディアそのものを活かせていないのではないか。では、プレイリストにしかできないこととは何か。私達がプレイリストで音楽を聞く時は、イヤホン(ヘッドフォン)をして一人で聞くことが多いだろう。つまり、「イヤホンで一人で聞くべき曲」、また「ストリーミングで聞くべき曲」がふさわしいのではないか。
そのような特色を持った曲から、「鬱曲集」「萌え系」など既に存在する以外の切り口から私なりのプレイリストを提案したい。
Macross Frontier op 1 full - YouTube
→菅野よう子さん作曲。彼女の曲は効果音などかなりこだわって作られているので、ぜひイヤホンで細部まで聞いてほしい。
私がその感動を最初に味わった曲がこれだった。
(2)Tell Your World/livetune feat.初音ミク
livetune feat. 初音ミク 『Tell Your World』Music Video - YouTube
→「インターネットで世界は繋がっている」という内容の歌詞なので、世界と繋がっている状態＝ストリーミングで聞いてほしい。
(3)Aria for Death(Aria)_Far/渋谷慶一郎
(4)Aria for Death(Aria)_Close/渋谷慶一郎
→ライブでは再現できない、ハイレゾ音源。更に、マイクの位置の違いを聞き比べてほしい。
しかしストリーミングサービスには入らないだろう(笑)。
初音ミクが連続なのはご愛敬。
(5)ヘッドフォンチルドレン/THE BACK HORN
(5:00頃から)
→大好きなTHE BACK HORNで〆。
さんざん今までイヤホン・ヘッドフォンに集中して音楽を聞かせておいて、「ヘッドフォンチルドレン 俺たちの日々は きっと車に引かれるまで続いていく」とハッと現実に戻るような歌詞を噛み締めさせたい。
以上が私なりのストリーミングサービスのプレイリストだ。けっこう妄想(笑)。
