雑記

140字じゃ書ききれないこと。 (@tkkr_g)

『うたの☆ プリンスさまっ♪ QUARTET NIGHT LIVEエボリューション 2017』ライブ・ビューイング

ST☆RISHの先輩としてももちろん、人生の先輩としてもすごくすごく素敵な姿を見せてもらいました。

QUARTET NIGHTって、ほんとにすごい。

 

 

オープニングムービー

 いつもの車を運転する嶺二(カセットの曲を流しながらなのが個人的にツボ)、海辺で『人間的心理学』を読んでいる藍、リムジンで砂糖山盛りの紅茶を飲むカミュ、ベース背負って猫と戯れる蘭丸。実写で声優さんがやっているんだけど、完全に仕草とか身のこなしがキャラのままで、蘭丸がネクタイ緩めるとかサービスカットも入ってて、そんなバラバラな人たちが集っていく姿がとても格好良かったです。大人の、先輩の魅力がたっぷり詰まってて、「これがエボリューション……こんなの初めてだ宮野真守本人のライブかよ……」って思った。それくらい本人だった。

 

①QUARTET★NIGHT

 達央が元気な姿で出てきてくれたことだけで号泣しました。衣装に袖がある

 他の曲もそうだけど、以前のライブでやった時より圧倒的にみんな所作がステージ上で生きる人のそれになっていて、更に「キャラ感」みたいなものがとても意識されていて、1曲目から気合の入りようを感じました。

 正直エボイブから来るかなと思っていたけれど、この曲から「カルナイ」の歴史が始まったこともあって、とても感慨深いオープニングでした。「進化する姿」の第一歩だからね。

 

The dice are cast

 これ以降、5thでやった曲はその映像が頭の中にオーバーラップしながら見ることになるのですが、5thで包帯巻いてたあの姿の印象とか、ほんとに悔しそうだった印象とか、そういったものが重なって「あぁ~~~~~~~よかったねほんとよかったねこれが本気のカルナイなんだね!!!」と嬉しくなりました。

 みんなダンスが圧倒的に上手くなっている。前野の変な空回り感(それも好きでしたが)がなくて、終始カミュに徹して落ち着いているのが「ほんとはもっと自由に動きたいだろうに本当にありがとう」という感じ。

 

キャラのやりとり風にMC

 めっちゃ自然にキャラで話をして、流れるように曲にいったの感動した。今回のライブ、曲の入り方とか工夫されてて、ユニット感がすごい。すごいしか言えないけどすごい。

「最初はこのセリフから!」

3人「「「Rolling?」」」

 

溺愛テンプテーション

 安定の森久保祥太郎=寿嶺二。怪人ゾナー世代なのですけれど、この人の「役を自分のものにする力」はすごいっていうか、誰よりもキャラなんだけど誰よりも森久保祥太郎なんです。あと何度もライビュ組への気配りがされていて、さり気なくこういうことできるのは「大人」だなと思いました。

 

純潔なる愛-Aspiration-

 何度も言うけど前野ほんとに今回すごくて、まだ少しハラハラするけど、ダンスかなり上手くなってて、感動するので、ぜひDVDを……。語彙力がない……。

 

Innocent Wind

 5thとまた振り付けが少し違った気が。でもダンスのあの手先でやってる感が全然なくなってて、完成度がかなり高かった。さすが。

 最後はスモークで消えていったけど、尊かった……。

 

ONLY ONE

 「しっかり見ててくれ、これが俺のリベンジだ!!!」というセリフ、そしてアレンジされたイントロでスタート。あーーーーーーーーーーーーー5th!!!!!!ほんとに!!!ほんとに!!!!!ダンスが終始格好良くて、変に力んだ感じもなく普通に踊れてて、とても感動した。腕どうこう関係なく一年前より上手く格好よくなってて、めちゃくちゃ練習したんだろうなというのが伝わってきた。ありがとう。衣装に袖がないともっとよかった。けどありがとう。この時点で「エボリューション」は達成してくれたなと、ありがとう。

 

MC

 新ネタ、焦らし愚民芸が炸裂した……。前野よくわかっている……。

 「ここからノンストップだから今のうちにトイレに行っておけ」という話題で、達央がいつもの感じで「濡れさせてやる!」みたいなことを言った後に「今日俺ダメだわ、あっぷあっぷしてる」と反省してるのがとても可愛かった、私は鈴木達央のこういうところが好きです。

 

月明かりのDEAREST

 ここから会場のペンライトの無線制御が炸裂する。この曲はどうやら林檎先生色だったらしい。

 会場の真ん中まで歩いてきて、中央のステージで歌うくだりが客と近くて羨ましさの極みだった……。

 

愛しき人へ

 椅子→傘など小道具で盛り上げる森久保さん。傘は春歌カラーだったらしいです、音也ことてらしーの先輩役なだけあってプリ春に優しい……。あと傘「どしゃぶり」のとこでドットイメージで雨みたいな演出をしていて芸が細かいなと思いました。

 この曲をしっかり歌い上げるのは森久保さんにしかできないよなってくらい癖と味がある曲なんですが、このパートだけ完全に歌謡ショーで空気までも変えていました。届いてますよ……ライビュ会場まで届きました……。

 

BRIGHT ROAD

 ほんとに以前のよりダンスが格段に上手くなっている……!「初めてダンスやった」という3rdの時からの成長がほんとにすごくて、3rdでなにやりたかったかわかんない振り付けの部分もなんなくこなしてて、なおかつこの人歌も上手いし顔も良いので……黒崎蘭丸推しで……鈴木達央が好きで……本当によかった……。

 

RISE AGAIN

 これもリベンジ曲……!ライトの色が龍也さん色だったらしい最高。

 5thは密着度が高くて森久保さんに支えられながらって感じがしたけれど、今回は上手下手に分かれて一人でキメてた。感慨深い。とはいえ最後に二人でぎゅっと手を繋ぐし、ほんとに森久保さんがいい先輩でほんとにありがとう……。

 

Winter Blossom

 グランドピアノが出てきて、蒼井くんがイントロ弾きだして「まじでか弾き語り!?」ってなったけど、ほんとに最初だけであとは前に出て直立で歌っていらっしゃった……。最初はネタみたいに感じたけど、それが申し訳なくなるくらい美しさで切なかった。「絶対に今日を忘れないから、僕は君の中生き続けている」って歌詞がこのカルナイと私達の関係を考えるにあたって沁みてきた。

 音源よりもすごく感情的に歌っていて、「最近の人間らしくなった藍」が歌っている感慨があった。5thのブラシャみたいな気持ちになった。

 「こちらこそ『ありがとう』だよ」と思っていたら、「バイバイMyDear……」でなく「またね」って変えて歌って(言って)くれた……!たった一言でさよならの曲から、希望の曲へ……。深い……。

 

AURORA

  この方のツイートが全てなんですけど、歌いだす前にスタリへのリスペクトを示してくださって、ステッキを叩く度にリングライトが出てきて……。リングライト出てくるのはネタみたいで笑ってしまったんだが、ほんとにここまでの歴史を背負ってくれてほんとにありがとう……。

 

Starlight Memory

 これ……5thで曲変更したという噂の……。

 イチイチ格好いいというか、ハモリもよくキマってて、「このアグレッシブさこそカルナイだよな~~~」と感動しました。よく動く。Just!Say!QUAR!TET!NIGHT!

 

撮影ドキュメンタリー

 パンフ?やOP映像の撮影舞台裏的なのと、これまでのプリライの映像を織り交ぜたムービー。オリコン1位のお祝いのケーキ(蒼井くんがロウソク消すの失敗してる)とか、あと達央が猫に構うんだけど全然避けられてる様子とか、これだけでDVD化してくれ金なら出す~~~~~というファンサービスが詰まっていました。

 

Hurray×2ドリーマーズ

 「ハリハリ」ではなく「フレフレ」ですね。

 タオルを受け継いでくれた!!!森久保さんほんとにムードメーカーすぎて、終始客を笑顔にしてくれたし、寿印のLOVEもらいました……。ほんとにライビュ組への気配りが……。

 

Double face

 前野ほんとすごかったんだけど(何度も言う)、完全にダブルフェイスを使い分けていて、最初ネタかと思ったんだけど、表情から声まで完全に切り替えていて、「さすが声優さん」と思いました。これが後のMCでも効いてくる。みんなよかったけど、今日のMVPだと思う、ここの前野ほんとうにすごかった。

 

No.1

 「格好いい」しか語彙がないのですが、全身で黒崎蘭丸だった。この曲は声の色気だけでもすごいのはわかっていたけど、実際のパフォーマンスがほんとうにロックで、眼光とかも鋭くて、有無を言わさず「着いてこい」感がにじみ出てました……。蘭丸推しでよかった。これまでの蘭丸は力んでいたり頑張っている感があったけれど、今回どこまでも自然でまさしく蘭丸で、感動しました。蘭丸はずっとステージで生きてきた人だけど、達央はもちろんステージもあるけどマイクの前で喋るのが本業で、その差を埋めるのは本当に大変なことなんだろうなあと、他の人にも言えることだけど、こんなに自然になるまでものすごく頑張ってくれたんだと思うと……ほんとにありがとう……。

 

ムネノコドウ

 神々しさの極み。

  これもこの人のツイートが全てなのですが、珍しく蒼井くんが上ずって音外したなと思ったらたしかに歌詞が上記の箇所で、愛を感じた……。プリ春に優しい……。

 

WILD SOUL

 推しが……格好いい……。「弱さ知った俺なら 連れていける気がするぜ 涙超えた先へと 一緒に生きていこう 悲しみの分だけ俺達は輝く」って歌詞……。

 あと、「W!I!L!D!SOUL!!!」の振り付けの「D!」のどこがDなのか全然わかんないんだけどとにかく格好良かったのでロックでした。骸骨マイクがここなで似合う男はなかなかいないよ……。ダンサーさんを顎クイしてたのこの曲だったか定かじゃないけどとにかく死にました。

 

A.I

 「広がった夕焼けがとても綺麗で」という歌詞に合わせて、ライトの色がオレンジで。歌詞に合わせた色の演出は無線制御ならではだよなあと感動しました。

 少し照れながら手を繋ぐ仕草をしてくれる蒼井くんはどこまでも天使。あざとい。

 

キスはウインクで

 この落差wwwww最高wwwwww

 タオルよりやっぱマラカスが似合うなと思いつつ、ほんとにこの人がマラカス振ってるだけで元気になる。たぶんウィンクもしてくれてた。

 

 

絶対零度Emotion

 前野の上から光がひとつ降ってきて、「えっ、これまさかリングライ……」とざわざわしていたらドットイメージで、前のが触れた瞬間に上から雪のようにライトが舞い降りてきて……!ざわざわしてごめん。

 

マリアージュ

 この曲ほんとに好き……ハーモニー難しそうだったけどほんとに……。

 ラスサビで4人でくるくる回るやつがあって、その時にほんとに4人が楽しそうにしてて、とても嬉しかった。もちろん重圧も大きかっただろうけど、なにより4人が楽しそうにライブをやってくれることがなにより幸せなので、無理せずに今後も楽しんでやってほしいと思いました。

 

God's S.T.A.R.

 ウォウオ!ウォウオ!ウォウオ!ウォーオ!

 さんざん「プリライはアニメの再現じゃないから、別にラ!みたいにやってくれなくていいんだ!」と言ってきた私ですが、やはり少しだけでも再現してくれると嬉しくなるもんですね。振りが割とこれ↓

www.youtube.com

そのまんまで、「見たことのある景色だ!!」と感動しました。


㉔KIZUNA

 車に乗っているように階段でわちゃわちゃしながら歌ってくれたりとか、この4人が本当に楽しそうに距離も近くで歌ってくれていることが感慨深かったです。物語では、カルナイはほんとに仲が悪いし、でもレボリューションズやレジェンドスターを通してここまで1ユニットとしての絆を深めて、仲の人たちもほんとに、ほんとに仲が良さそうで、1アイドルユニットとして、QUARTET NIGHTという存在が大好きな気持ちが溢れ出てきて、ありがとうという気持ちでいっぱいでした……。ハァ……好き……としか言えなくなってきます。

 

MC

 森久保さんが今回のCD売上やなんかに込められた思いを真摯に受け取ってくれていること、達央が5thが「蘭丸に傷を付けた」と思うくらい悔しかったということ、蒼井くんが新人だったし今みんなにようやく追いつけた気がすると思ったこと、前野が自分だけ音楽活動をやっていないことがコンプレックスだったけどだからこそ声優として自分ができることをしようとやってきたことを打ち明けてくれて。

 どの想いも「作品の1ユニット」に収まりきらないもので、声優業という自分自身の人生だけでなくて、ひとつのキャラクターの人生、ひとつの作品のユニットに対してほんとに悩みながら、努力しながらここまできてくれたことがわかって。こっちも中途半端な気持ちでオタクやれないと、正直重圧を感じた。わたしはこの想いに応えられるのだろうか? なんて思って、同時にわたしは人生でここまで一生懸命になれることなんてあったのだろうか? とか考えて、偉大なる人生の先輩の、その背中を見せつけられた気がしました。

 そしてあまりにもMCがシリアスになりすぎたので、森久保さんが変顔したり、他のメンバーの良いところを挙げて空気を明るくして……。一番努力家な前野、アイドルのなんたるかを教えてくれる蒼井くん、アツくてやる気を出させてくれる達央と……。そうフォローしてくれる森久保さんの優しさも……わたしは大好きです……。そしてここまでQUARTET NIGHTそしてうたプリのことを考えながらやってくれてありがとう……。

 

エボリューション・イヴ

 エボリューション。

 カルナイはほんとに、ライブとしては3rdから参戦して、でもスタリの先輩らしくどこまでもストイックに高みへとエボリューションしてきて、そういう想い、文脈の濃密さをとても感じました。「4人」の良さがぎゅっと詰まっていて、たしかに「友と呼べるには遠いけれど、何かが熱く繋げた」し、「言葉はいらない、歌があればいい」という不器用さだとか、声優という言わば別人の関係と、キャラクター達との関係がリンクしていて、カルナイはすごいユニットだと思いました。すごいとしか言えない。

 

アンコール

ポワゾンKISS

 この曲は定番なのもあり、とても安心して聞ける。けれど、アンコール、つまりTシャツなのがとても新鮮でした。

 

少しMC

 「終わりたくないね」トーク。みんなが森久保さんの近くに集まって喋って、「近いわ!」ってツッコまれるのが本当に尊い……しかも「落ち着く」って……。

 達央の曲フリに同意しかしないんだけど、「祥太郎兄さんが「KIZUNA」の歌詞を見て泣いたっていうなら、俺はこれで泣く」とのこと。

 

You're my life

 カルナイらしくないけど、カルナイらしい曲。

 聞けると思ってなかったけど、みんなで歌いながら終われたり、手拍子して和やかなのがアンコールにぴったりでした。「幸せすぎる時間を恐れないで、隣でいつでも守ってやるから心配しないで」という歌詞が……。

 

 カルナイは2017年にきても「永遠」だとか「ずっと」みたいな言葉を読み替えずに、本当にあるかわからないものだとしても、言い続けてくれることがわたしにとって救いで、そのためにはやはり……もっと貢ぐことしか……できないのが悔しいところではあったりする。でもQUARTET NIGHTが、うたプリが永遠でいられるよう、もっとわたしも頑張っていかなきゃとカルナイが格好良すぎるあまりなんだかとても反省しました。

 何度も言うけれども、ただの「キャラソンを歌うライブ」ではなく、「QUARTET NIGHTそれぞれのキャラクターの生き様」と「QUARTET NIGHT声優の生き様」を垣間見られるステージでした。ほんとうにありがとう。彼らは「恩返し」と言ってくれたけど、それ以上のものを彼らからたくさん貰っているので、「恩返しのその先」をわたしはやらねばと思っています。