雑記

140字じゃ書ききれないこと。 (@tkkr_g)

批評

これまでの執筆まとめ

順次更新予定。 2023年 『ヱクリヲvol.14』特集Ⅱ Re: 再考 2020年 『ヱクリヲvol.12』特集Ⅱ “異物”としての3DCG 2019年 『ヱクリヲvol.11』特集I インディゲームと動詞 『ヱクリヲvol.10』特集I 一〇年代ポピュラー文化――「作者」と「キャラクター」の…

人を虎にする「想像力」――「文豪」と「ストレイドッグス」の関係

1.作品紹介 朝霧カフカ・春河35『文豪ストレイドッグス』の話をしよう。『文豪ストレイドッグス』(以下、『文スト』)とは2012年から「角川コミックス・エース」で連載中の、文豪をイケメン・美女化したキャラクターがその執筆作品名を冠した異能力を使って…

『Free!』登場人物たちの名前をめぐって

エターナルサマーのキラメキが忘れられません。あと時間が経って考えるほど、物語における宗介の偉大さが増しているように感じます。 そーすけー!好きー!

過去と未来、そして現在が重なる時――映画『信長協奏曲』感想

信長協奏曲見てきました!おもしろかった! なんだか映画だからか戦国BSRかと思うようなアクションシーンが多い(笑)。秀吉見るたびに苦しくなります。 ひとまずひとつまとまった文章が書けたので。

山崎宗介への手紙 ――冬の物語としての『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』その2

アニメ版『Free!』について→『ヱクリヲvol.1』ハイスピについてその1↓ ecrito.fever.jp このタイトルを付けたいがために二部構成になりました。ごめんなさい。こちらでは宗介への愛が溢れております。①の後半のへんから分岐していると思って読んでください。

THE BACK HORN『運命開花』レビュー

「原点回帰」のアルバムです。バックホーンらしいアルバムです。 様々なメディアでそんな言葉が繰り返され、語られ、書かれ、私は『人間プログラム』や、果てには『何処へゆく』のような青さと痛々しさを感じるアルバムを想像していた。そんな曲が、現在の渋…

映画「BLOODY SHADOWS」感想

『うたの☆プリンスさまっ♪』の「BLOODY SHADOWS」についての感想です。ネタバレはもちろん、メタ的な発言もします。 【物語について】 とりあえず、ウォーレンがなにも報われてないのが切ない。 Twitterでも「ノーコメント」(まあ「悪い結末だった」とは言…

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」というクソ面白い世界

リハビリがてら夏アニメで批評を一本、と思い、下セカとクソコラについてざっと書いてみました。時期的になんか政治的な文章にも取れるかもしれません珍しく。 言語ゲームの違いは退屈と非退屈を生み出す。 2015年夏クールアニメ、 www.shimoseka.com 『下ネ…

死者と共に生きる―共に歩く、そして名前を呼ぶ―

死の制度という授業のレポートで書いた『光の音色』からのバックホーン批評です。これに他のことをごちゃっと詰め込んだものがそのうち批評家養成ギブス終了批評集に載ると思われます。でもこっちの方が好き(笑)。 人は皆死ぬ―それは我々が生まれた時から…

光の言説-THE BACK HORN Lyrics-

映画公開に先立って「光」というキーワードからTHE BACK HORNの歌詞世界について考えてみたもの。文章は荒いですが、THE BACK HORNへの愛が伝わるといいなと思います。人によって解釈が違う部分もあると思うので、違うと思ったらそれも言語化しておくとTHE B…

μ’sの影―それは彼女たちの奇跡―

ギブスさやわかさん課題のラブライブ論です。命題の真が続いた奇跡の存在であるμ'sと偽であるモブキャラ達、そしてアニメというメディアについて。 コミケが開催され、今年の人気コンテンツ筆頭である「ラブライブ!School idol project」(以下、ラブライブ…

『話題の「変な」新曲』―くるり「liberty&gravity」―

ギブス岡村詩野さん回②課題。くるりの「liberty&gravity」のレビューを1000字程度で、といったものでした。 発表当初、「変な新曲」と話題であったくるりの「liberty&gravity」。どうやらライブで初披露して、発表前から「変な」新曲と話題になったらしい…