雑記

140字じゃ書ききれないこと。 (@tkkr_g)

映画 近キョリ恋愛

柿谷先生オススメの近キョリ恋愛見てきました。
櫻井先生よりゆにちゃんより、的場くんに胸キュンする結果に。
また思ったことをつらつら書いておきます。私よりも先生の批評の方がすごいけど。

 

・視線
2人とも物怖じせずに「見る」シーンが多かった。だからこそ共通してなんかあったらすぐ逃げたり背中を向けたり、「視線から逃げる」シーンも多かった。櫻井先生の「見てる」の台詞にも繋がる。そして立場のこともあって、2人は他の人の視線から逃げるように海へ行く。
それに関連して、最初の方のシーンはお互いの背後から登場するシーンが多い。最初に櫻井先生がゆにに声をかけるシーン、職員室でわざわざドアと逆側から櫻井先生が登場するシーン、教室でドアに背を向けて櫻井先生が待ってるシーン...。付き合ってからは後ろから抱き締めることも多い。2人の気持ちのすれ違いを2人の対面する方法によって効果的に描いているのだ。だから最後に正面から抱き合うあのシーンで私たちは感動する。

・「青い夕日」
結末のキーとなる「青い夕日」。もしこれが普通の夕日であったら、「斜陽」という言葉から連想するように、2人の恋愛はうまくいかない予感がする。しかし、ここで普通とは違った青い夕日を使うことでなにか「特別」な気がして、うまくいくのじゃないかという期待を持たせてくれる。

・設定について
「悲鳴とかバカにしたような笑いが聞こえて、普通の人が恋愛シミュレーションゲームをやったらこんな感想なんだろうなと」って私が呟いたのと、先生の呟いてた「櫻井先生の私服が普段の山Pみたい(眼鏡と帽子も変装っぽい)」というのを合わせると、やっぱりこの作品は映画というメディアで乙女ゲームの世界観を繰り広げてるんだなあと。先生・生徒とアイドル・ファンはけっこう置き換え可能な設定だし。的場くんルートください。

・その他
櫻井先生も一緒にアメリカ行けば?と思ったのは私だけ(笑)?
保護者の先生が校長室のノックをやめた時、でもずっと校長室の表札?を画面に入れてて「映像すげえな」って思った。
的場くんがほんとに格好いいです。他の人どうでもいいんで彼にだけは幸せになってほしい。