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雑記

140字じゃ書ききれないこと。 (@tkkr_g)

光の音色 二回目

感想 THE BACK HORN

・「月」
出てくる光は眩しく一直線の光ではなく、拡散するやわらかい光である。それは自然界にある光であり、THE BACK HORNの歌詞のどの時代にも共通してある光の在り方だ(一直線の光も中期以降出てくるワードではあるが)。
光の音色だけでなく、光の歌詞・映像がつまっている。

・「身体的なバンド」
ライブを映画で映像化して、飽きない・飽きさせないバンドは日本にどれだけいるのだろうか。演奏の音は正直低音は少ないし、ガンダム00の時に閉ざされた世界を映画館で聞いた時の方が迫力があって感動した。しかし、その演奏する身体で魅せることができる、背景がなくても栄えるのがTHE BACK HORNというバンドである。
コバルトブルー前に岡峰さんのストラップが落ちるのもその身体性の現れである。
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・「煙」
水辺での煙・タバコ・砂埃...様々な場所で現れる煙は輪郭(=ものの境界)をぼやけさせる。

・「死体」
東日本大震災以降、それに伴う津波による死体を映さない(見つからない)ニュースに慣れてしまったせいか「姿のない死者」のイメージが横行している。死者を映すことは「不謹慎」であるとまで言われる。そんな中できちんと死体を映し、死に伴う埋葬・腐敗の描写までも描かれている。腐敗の描写をハエがたかっている部分だけで終わらせているのは残念であるが(腐敗しているのに背負えるのか?)、それでもそれぞれの描写には鳥肌が立った。